2016.01.12 07:16 Tue

新年明けましておめでとうございます。

2016年新年あけましておめでとうございます。

皆様は、どのような新年を迎えられたでしょうか?
暖かくなったり、寒くなったりと異常気象のなかで、お正月3日は、晴天に恵まれ暖かな日々で穏やかな年明けとなりました。
私もひさしぶりに、須磨の海からの初日の出を見に行きました。
このような穏やかな年明けとはうって代わって、世間の状況は、マイナンバーの利用開始や、来年度から始まる消費税率の引き上げに伴う各種税制改正、特別徴収の義務化など気ぜわしい年となりそうな予感がします。
海外取引の増加、商品やサービス価格の低下や製品サイクルの短期化とスピード感をもって
適時に判断して即実行しなければならない一方、事業資金に関しても金融機関が会社を選別する時代となり、
積極的に融資を行う会社と融資の引き上げをする会社の線引きを始めています。
これにより、発展する会社はより発展し、衰退する会社は衰退のスピードが加速していく可能性もあると感じています。

今後発展する会社になる最低限の条件は、総花的は利益の把握ではなく、個々の経費を分析し、
将来に対する予算を明確にし、株主総会の開催や役員会の実施など整理された数値情報にもとづき
健全に経営をすることであると感じています。

このような状況の中で、会計事務所に対する期待も変化が生じています。
インターネットやブログによる情報の氾濫や、会計ソフトによる自動化により、
従来の会計事務所の中心業務であった経理代行、記帳代行からの決算、
申告業務においては、自ら行える環境が整ってきたことから、会計事務所に頼る必要性が薄れる一方で、
数値の分析、事業計画の策定、事業リスク等について、
会社の方向性をともに考えられるブレーンとしての役割に期待が高まってきていると思っています。

その状況の中で、われわれブレインは、企業理念でもある「必要なものを必要な分だけ提供する」会計事務所をめざして、
事務所としての業務の効率化をするとともに、その会社にとって今必要なものは、何か、どのような情報が必要かを選別して、
会社が安心して経営に専念できる情報を適時に提供できる体制をつくることが重要と設立当初から考えて、
日々サービスの提供を考えています。

今年は、ブレイン設立15周年の節目になります。設立当初の原点にもどり、
より一層クライアント様に必要なサービスを提供できるようにスタッフが一丸となって取り組みたいと考えております。

本年もよろしくお願いいたします。

倉島進

IMG_2001
神戸市須磨区からの今年の初日の出の写真です。