2015.09.18 03:01 Fri

「ふやす」の一歩はお金の基礎知識をマスターすること

手持ちのお金を運用してふやすことも夢実現の手段のひとつですね。
そのためにはまずお金の基礎知識をしっかりマスターしましょう。

「ためる」VS「投資する」


「ためる」方法の代表的なものは、銀行で扱っている、いわゆる預貯金です。
預けたときのお金が減るリスクがない、すなわち元本保証のある商品がほとんどで安心感があるのが特徴でしょう。
 「投資する」方法の代表的なものは、株式投資や投資信託の購入、国債や社債の購入などです。
これらは「ためる」方法と異なり、元本は保証されません。しかし、そのリスクと引き換えに、「ためる」方法よりもお金をふやせる可能性があるのが特徴です。

すべての金融商品は3つのタイプいずれかに


お金をふやすためには金融機関を通じて金融商品を買う必要があります。
巷にはいろいろな金融商品がありますが、そのどれもが表1のような3つのタイプのいずれかに当てはまります。
 ここで気をつけたいのは元本保証があって(安全性)、すぐ現金化でき(流動性)、高い運用益を生み出せる(収益性)、そんな万能の金融商品は存在しないこと。
なぜなら、金融商品にはお金を運用することによって得られる利益(リターン)と運用することによって被るかもしれない損失(リスク)が密接に関連しているからです。
逆にいうと、安全性・流動性・収益性の3つを兼ね備えている金融商品は要注意ということになるでしょう。お金をふやしたいなら、この鉄則を忘れないようにしましょう。

目的に応じて選ぶ


では金融商品のかしこい選び方、それはお金の用途に合わせて金融商品を選ぶのがコツです。
表1をもう一度見てください。
万が一、大きな病気やけがをした、失業してしまった等もしもの備えには「流動性」、
結婚や家の購入、海外留学など近い将来の資金には「安全性」、
そして使途が決まっていない余裕資金には「収益性」といったように目的に応じて選べば金融商品が活きてくるわけです。

NISAとジュニアNISA


金融商品に「収益性」を求める場合、リスクはできる限り減らしつつ、一方で少しでも多く配当金や利息をもらいたいものです。
しかし、配当金や利息を受け取った場合には、税金が20.315%かかります。
そこで、注目したいのが2014年から始まったNISA(ニーサ少額投資非課税制度)です。
年間の上限は100万円(2016年度からは120万円)までの元本からの配当金や株式等の売却益等を最大5年間非課税にするというものです。
毎年、100万円ずつ預けられますので、最大500万円まで夫婦で取り組めば、家族で1000万円まで非課税で運用することができます。
NISAの口座を開設できるのは、20歳以上でしたが、来年4月からは、年間80万円(5年間で400万円)と額は減額されますが、20歳未満でも開設できるジュニアNISAの制度が創設されます。
親から子へ非課税贈与(110万円)の範囲でジュニアNISA口座を開設することで、さらに家族の資産を効率的にふやすことができます。
どうせふやすなら、これらの制度を最大限利用して将来の教育資金や娯楽資金の準備をされてはいかがでしょうか?

【最後に・・・】
お金をふやすにはお金の基本的な知識をしっかり学ぶことが大切です。ハイリスク・ハイリターンの鉄則を忘れず、目的に応じて金融商品を選びたいものですね。




※こちらのコラムは2015/09/18付けの媒体を元に制作しております。