「なんか面白いことやりたいね」
「なんか面白いことやりたいね」と同期の岩井正彦さん、桶谷守孝さんと3人で会社を始めてからもう14年がたちます。
いつの間にか、スタッフも増え、人数の拡大とともに3回目の引っ越しを期に、弁護士事務所と同居することになりました。
現在の事務所の所帯は会計チームが7名、法律チームが4名の事務所で、設立当初に比べて女性が増えたこともあって小奇麗な事務所になりました。
ある日、スタッフルームの入り口を空けた瞬間「まるで会社みたいやね」という言葉を発してしまいました。と同時に少しの責任感を感じました。
当初は、顧客もそんなにいるわけではなく、それぞれが生活していけるかなというくらいの顧客をそれぞれが担当しており、
別に、会社という組織があるからといって、そこで仕事があったわけではありませんでした。
ただ、将来を考えたとき、何か動ける場所がほしかったのです。
だから、株式会社でなくても、有限会社でも、合資会社でもなんでもいいという感覚でした。
しかし、今後について、いろいろと3人で話をしているうちに、どうせやるなら、きちんと会社として存続させていくことも必要じゃないかなということで、株式会社を設立することにしました。